私たちの生活で「食事」は欠かすことのできない習慣です。 「ただ食事をする」だけではなく、いかに食事を楽しむかが栄養の吸収効率にも大きく影響してきます。
特に高齢者には「自分で摂取し、程よいペースで食事を楽しむ」事が大切です。
今回は食事を快適で楽しい時間にするための自助具的アイテムをご紹介させていただきます。
「介護に関わる食器…」として病院で使用されているような食器類をイメージされる方も少なくはないと思われます。
現在、商品として販売されております食器類につきましては、私たちが普段使用しているものと何ら変わりのないようなデザインになっておりますが、その中にも盛り沢山の工夫が凝らされております。
一部の紹介となりますが、計算された独自の「返し」により、従来の皿にくらべ、スプーンでもすくい上げ易いような形状や、底が滑りにくく、万が一床へ落とすような事があっても、割れにくい材質となっております。また「目で楽しむ」事も重視しており、絵柄や素材にも拘りを持った商品が多くラインナップされております。
材質は天然木やプラスチック等、軽くて使いやすいものが主流となっております。
ほとんどがピンセットのような構造になっているため、障害の異なる方がどのような握り方をしても自然に箸先が合い、また溝が刻まれており握力の弱い方でも容易に麺類等もつかめるような工夫が凝らされています。より自然な使用感をお求めの方には、左右異なるデザインの商品も開発されています。
摂取する食品ごとに形状が異なるのはもちろん、日々の体調や障害に合わせ、柄の形状や太さ・材質を選択でき、握りやすい形状に繰り返し変えられる商品も開発されております。
また、口に入れる部分も噛む強さに合わせゴムやシリコンを使用し口腔内を傷めないような工夫や、チタンを使用し金属アレルギーに対する抑制効果のある商品もラインナップされています。
快適な用品のご利用で「食事が楽しくなる生活」を演出してみてはいかがでしょうか。